移調は出来ないと猛烈に不便!

今年度の受験指導が終わり、ほっと一息つきながら、久しぶりに『和声』をやり直しています。

自分の勉強で改めて感じているのは、移調の重要性です。

特に和声では、移調ができないと頭の中に音が浮かびません。

それは、ハ長調以外は美しい和声が書けないということになります。

何としてでも、移調出来る耳が必要です。

 

実は『聴音』でも同じで、移調が出来ない人は音程があやふやです。

「ハ長調なら書けるのに、同じ難易度の別の調だと書けない。」

この縛りは本当にマイナスなので、移調に慣れて、ハ長調縛りを解きましょう。

 

移調が苦手な人は、調号がたくさん付いた曲からも逃げる傾向も持っています。

自ら自分のレパートリーを狭めているようなもので勿体ないです。

もしこれを読んでいて、移調の必要性に疑問符がついているなら、ともかく騙されたと思って、出来るようにしてから振り返ってみてください。

効能は『和声』『聴音』だけに収まりません。

こんなにも変わるのかと驚くはずです。

 

移調は、音楽をやる人たちがごく日常的に頭の中でしていることの1つです。

移調出来ないと猛烈に不便!

ぜひ、出来るようにしていきましょう。

◎ソルフェージュ教室・ラソラ◎

千葉県柏市で音大受験準備レッスンをしています。