楽器が上手になる為にすべきこと
温暖化で年々短くなる秋。
受験生の皆さんはいかがお過ごしですか?
音楽をやる人にとって大事なことのひとつが、自然と向き合うことです。
「え?練習じゃないの?」
もちろん練習は必要ですが、練習ばかりだと煮詰まってしまいます。
音のヴァリエーションを増やすには、体験のヴァリエーションを増やすことも大事です。
音楽には自然をモチーフに書かれた音が沢山出てきます。
風の音、波のうねり、鳥のさえずり…
本物を味わってみたことはあるでしょうか。
「子供の頃遊びに行ったきりで、最近は…」
そうですよね。
今の時期お薦めしたいのが樹木の観察です。
自分の栄養にするために、五感を研ぎ澄ませしっかり体験してください。
レッツ・ゴー 自然へ!
私は田舎に住んでいるので、少し足を伸ばせば自然がたくさんあるのですが、先日どんぐり拾いに山(といっても丘レベル)まで行ってきました。
少し湿った土の感触、「キーッ」と鋭く鳴く鳥、きらきらの木洩れ陽、ともかく気持ち良かったです。
なぜ気持ち良いかというと予定調和ではないからです。
例えば「キーッ」の入りがいつかは決まっていないし、木洩れ陽のきらきら具合にも不規則性がある。
葉の色や形もそれぞれ違います。
それは、「同じような顔して並んでいる八分音符が1つとして同じではない」という感覚に似ています。
不規則だからこそ美しい。
「遊び」や「余白」、それこそが人間の欲するものです。
「自然」から学べることは無限にあります。
◎ソルフェージュ教室・ラソラ◎
千葉県柏市で音大受験準備レッスンをしています。