「トロメーオ」そして「告別」

オペラを観に行ったり、4年ぶりに留学仲間と会ったり、夏休みならではの時間を楽しんでいます。

オペラはヘンデル協会主催の「トロメーオ」でした。

はじめて聴く作品でした。

概観は「4人の男女がそれぞれ違う相手を思ってこんがらがる」といったもの。ただ権力争いが発端なので、ベースとしては悲劇、だけどあまり悲劇に思えないのはなぜだろう?ちなみにハッピーエンドなので会場を出る足取りは軽いです。

単独でよくCDに収録される「Stille amare」は、やはり群を抜いて耳に残る曲で、品を感じさせる歌声に鳥肌が立ちました。

お盆期間はベートーヴェンの「告別」にはまってました。

冒頭、有名な「Lebewohl」が沁みる。Durだけれど下降系の音階からその落ち込みっぷりがダイレクトに伝わってきて、シンプルな3音「ソ〜ファ〜ミ〜〜」に1楽章で言いたいことが全て詰まっている。なんでこんな音が書けるんだ。続いて痛みたっぷり「ミ〜ドシ」で立ち止まるかと思いきや、オクターブ上に跳躍、星がキラキラ〜と降り注ぐかのよう。その後2度目の「ソ〜ファ〜ミ〜〜」でまた立ち止まるが準Ⅵ度でゾクゾク。続く道はフラットの森(Ces-dur♭7個)、あぁこの包容力たまらない…

こんな感じでひとり遊びを楽しんでおります。