オリヴィエ・ラトリーの演奏会に行ってきました

先日、ノートルダム大聖堂のオルガニスト、オリヴィエ・ラトリーの来日演奏会にいってきました。

ラトリーさん、親しみやすい空気をお持ちで、全身バネのように体も軽い。

細長いベンチの中央にお尻を置いて、両足を90度上げて半回転!

どの曲もヒョイ、ヒョイと勢いよく座って、弾く前からテンポが良いです。

一番印象に残ったのは、ヴィドールの「オルガン交響曲第5番」の第1曲Allegro vivace、はじめて耳にする曲でしたが、その力強さに心が震えました。

オルガニストの「即興」は目玉演目のひとつですが、今回のテーマは瀧廉太郎の「花」でした。

どんな即興だったかというと、「隅田川に浮いていた船が海までいっちゃって嵐に巻き込まれた」という感じで、最後はてっぺんの「ツィンベルシュテルン」まで回って、みんな大喜びでした。

鳴り止まぬ拍手にアンコールは3回、最後はバッハで締めくくられました。

聴きながら考えていたのは、オルガニストにとって不協和音について。

他の楽器の人とは明らかに違う感覚を持っている気がしました。

彼らの普段の仕事場である教会ではあれだけ残響があるのだから、音が混ざるのが日常なのですね。

不協和音を怖がらないというか、むしろ面白がっているように感じて、それが面白かったです。

◎ソルフェージュ教室・ラソラ◎

千葉県柏市で音大受験準備レッスンをしています。