楽器の待ち受け画面

ヤマハのサイトでダウンロードできる待受画面画像を見つけました。
1・2月はクラリネットです。
しかし、ただのクラリネットではなく分解されたクラリネット。
こんなに部品があるのかと驚きます。

私が知っているのは、この黒い木が『グラナディラ』だということくらい。
ものすごくゆっくり成長する木なのに、過度な伐採・密輸がされてしまい、今ではワシントン条約で規制されています。
一口に『グラナディラ』といっても、大きさをはじめ楽器に適した木材というのがあるそうで、総じて入手困難になっているそうです。
また、日本に持ってきてすぐにゴリゴリッと加工できるわけではなく、数年乾燥させてからやっと手が入れられる…長い時間をかけて自分の元へ来たと知ると、楽器が余計愛おしく思えます。
今回はじめて知ったのですが、ヤマハは森林保全活動もしているようです。
https://www.yamaha.com/ja/csr/feature/feature_04/

コーヒーやチョコレートと同じように、自分の楽器のルーツを考えてみるのも大事なことかも。
この世界は遠いようでいて近い。みんなどこかでつながっていますよね。
アフリカの風に吹かれてそよいでいる木を想いながら出す音は、どんな音になるのでしょうか。

ヤマハ株式会社「カレンダー・壁紙ダウンロード」
https://www.yamaha.com/ja/wallpaper/?utm_source=ongakubuTW&utm_medium=social&utm_campaign=allyear&beluga_date=20201228081735

◎ソルフェージュ教室・ラソラ◎

千葉県柏市で音大受験準備レッスンをしています。