オランダ・バッハ協会管弦楽団
佐藤俊介さんの、す〜っと伸びる音が好きです。
オランダ・バッハ協会管弦楽団って、とても親しみがもてる楽団というか、客が入ってようがおかまいなしで、舞台上でチューニングしながら談笑など、オランダではこれが普通なのかな?
多くの演奏家がそうした「裏」は見せずに、舞台の上は「神聖な空間」として置いておきます。でも彼らは違うような気がします。おそらく演奏会を日常の1シーンと捉えているのではないかな。
「ちゃんと聴いてくださいね」と正面から迫ってくるのではなく、「楽しいから弾いているのさ、はっはっは〜!」という感じで、聴いているこちらも一緒に気持ち良くなっていけます。
ところで、昨日は以前オランダで聴いた音と少し違っていました。
所変われば音も変わるで、何か質量を感じるというか、こういった感覚はCDでは味わえません。生のコンサートの醍醐味ですね!
「ザクセン=ヴァイマル公ヨハン・エルンスト」の曲が良かった。こんな曲があるんだと、またひとつ勉強になりました。
オランダバッハ協会
https://www.bachvereniging.nl