まずは「音程」を極めよう

以前、高3から私のところへ来た生徒さんがいました。

「楽典が苦手」ということでしたが、基本の「音程」問題も出来たり出来なかったりで、「音階」や「和音」なども自信がなさそうでした。

まず「音程」から立て直さないといけないと思い、その生徒の苦手だった6度と7度を徹底的にやりました。

生徒は半年後には「音程」が得意分野になり、レッスン時の表情も変わってきました。

おもしろかったのは、並行して他の問題の理解度も上がっていったことです。

楽典の勉強は音程問題を極めるところから始まるのだと、改めて気づかされた体験でした。

なぜ「音程」なのか?

楽典の出題傾向を見てみると、「音程」「音階」「和音」「移調」、その他の「リズム」や「楽語」「一般常識」と続きます。

この中の「音階」「和音」「移調」は、そもそも「音程」を理解していないと解けない問題です。

だからこそ「音程」を完璧にマスターする必要があります。

完璧にマスターするというのはどういうことかというと、考え込む時間をなくし、直感的にわかるということです。

例えばパッと見ただけで「○○度」と言える。

「んー」と迷わず即答できる。

そこまで極めると、楽典問題の解き方に変化が見られるようになります。

問題を解くのに時間がかかる人は、「音程」からやり直そう

「本当に音程をやるだけでそんなに変わるの?」と思われる人もいるでしょう。

ではメリットを実際に考えてみます。

試験時間は大体50〜60分と決まっているので、どの問題にどの位の時間をかけるか計画して解いていきます。

「音程」はあらゆる問題のベースとなるので、「和音」や「音階」「移調」問題を解いている時も考えなくてはなりません。

そういう時に「んー」と悩むことなくパッとわかると、時間の短縮になります。

時間だけでなく、頭を使わなくてすむので、脳が疲労しないですみます。

疲労しないというのは、余裕が生まれるということです。

その余裕を、難易度高めの移調の問題や、調判定の問題、または見直しの時間に充てることができます。

問題を解くのに時間がかかる人は、自分が「音程」をマスター出来ているかどうか検証してみてください。

進歩する余地はまだあると思います!

 

◎ソルフェージュ教室・ラソラ◎
千葉県柏市で音大受験準備レッスンをしています。

まとめ

楽典の勉強は、音程問題を極めるところから始まります。

考え込む時間をなくし、直感的にわかるというところまで、完璧にマスターしましょう!

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