音大受験生と保護者が直面するレッスン費の悩み

音大受験では、レッスン費の負担が大きな悩みになることがあります。

「大学の先生につきたいけれど、継続してレッスン代を払えそうにない」

「楽器のレッスンはともかく、副科ピアノやソルフェージュまではお金を出せない」

とはいえ、この先の進路を考えると、独学だけでは不安です。

そこで、費用を抑えながら実力を伸ばす方法を、4つご紹介します。

費用をおさえて実力を伸ばす4つの方法

①勉強は学校で完結させ

音大進学を目指す受験生の中には、塾や予備校には通わず、学科試験を突破する人も少なくありません。

定期テストでしっかり勉強しておくと、私立音大入試は十分太刀打ちできますし、「指定校推薦」を狙えるのも大きなメリットです。

一方で、音大特有の試験科目『副科ピアノ』『楽典』『ソルフェージュ』は、学校で教わる範囲を大きく超えていて、自分で準備をしないと届かないハイレベルな内容です。

そのため、塾に充てる「時間とお金」を音楽専門のレッスンに回すという形が、自然と選ばれています。

②家族に先生になってもらう

家族にピアノを弾ける人がいれば、ぜひ日々の練習をサポートしてもらいましょう。

実際に、保護者の方に『聴音』の課題を弾いてもらい、書き取りの練習をしている受験生も少なくありません。

また、同じように音大を目指す部活の仲間と問題を出し合ったり、お互いの演奏を聴き合うようなこともおすすめです。

③テキストを増やし過ぎず、無料ツールを使う

ソルフェージュのテキストや問題集は、『楽典』『聴音』『視唱』、まずは一冊ずつで十分です。
一冊を何度もやる方が力が定着しますし、費用の節約にもなります。

また、課題を多くこなしたい場合は『洗足オンラインスクール』をはじめとする、ネット上の無料ソルフェージュ課題をフル活用しましょう。
YouTubeにも、アプリにも、探してみるとたくさん見つかります。

関連記事→「洗足オンラインの利用法」

なお、歌えない、書けないなど、苦手な分野を一人で抱え込む期間は、長くても3か月までにしましょう。
ちょうど独学の成果が出始める頃ですし、それ以上一人で悩み続けても変化が起きません。やり方を切り替えるタイミングと捉えた方がよいです。

④自分でレッスン代を作る

勉強を続けていると、「どうしても受けたいレッスン」が出てくることがあり、自力でレッスン代を捻出している受験生もいます。

とはいえ、普段は学校と練習で忙しいので、簡単にアルバイトなんて出来ません。
先輩方はどうしているのか?
主に3つの方法が取られています。

  • 長期休暇での短期バイト 
    夏休みなど、学校がない期間に集中して働く

  • 早期合格を狙う 
    秋入試で早めに合格を決め、冬休みや卒業直前の1〜3月に集中して働く

  • 「出世払い」形式
    受験期は保護者に立て替えてもらい、合格後にアルバイトをして少しずつ返済する

バイトが忙しくて練習できなかったり、体を壊す(手や腰を痛める)ようでは、かえってマイナスになってしまうので、そこだけは気をつけましょう。

削ってはいけないもの

こうしてみていくと、「何にお金をかけないか」だけでなく、「何にお金をかけるべきか」を見極めることが大切だ、ということがわかります。

特に価格以上の付加価値があるのが、次の3つです。

  1. 苦手科目のレッスン
    プロの助言で成長スピードが何倍にもあがる

  2. 志望校の説明会・講習会
    最新の情報集めと自分の立ち位置の確認のため

  3. 共通テスト模試(国公立大学を目指す場合)
    学科試験の得点力を測るため

受験までに使える時間は限られているので、バランスをとりつつも、賢く計画を練っていきましょう。

◎ソルフェージュ教室・ラソラ◎

千葉県柏市で音大受験準備レッスンをしています。