ショパン『ピアノソナタ第3番』

梅雨のじめじめを吹き飛ばすべく、このところはChopin「ピアノソナタ第3番」を楽しんでいます。

課題のヴァリエーションを考えるのは面白く、特にそれが名曲だとどこを切り取っても不足がなく勉強が出来ます。

Chopin「ピアノソナタ第3番第1楽章」におけるレッスン例

暗記をして弾く

冒頭部分の右手を弾き、それを耳で暗記→弾く→譜面に起こす。

調判定もします。

聴音

先ほど書いたメロディ譜に、追加でバスの聴音をします。

可能ならばソプラノを歌いながら書きとっていきます。(ただ書くより難しいです)

音程・和音

生徒の進度に合わせて楽典も確認します。

移調

cmoll amollへ移調して、導音を確認します。

難しい場合はメロディのみ、よく出来る場合はさらに遠い調へ移調します。

鑑賞

時間があればCDを聴きます。本当は全部聴きたいのですが時間切れなので最初の一部だけ。
それでも断片は残り、「あ、これ聴いたことある!」と耳に残ります。
私たちの耳って素晴らしい!

演奏会へ行くという趣味層は薄くなり、若い人がクラシックを聴く機会が激減しています。
レッスンの中の種まきが、いつか芽吹くことを願っています。

◎ソルフェージュ教室・ラソラ◎

千葉県柏市で音大受験準備レッスンをしています。