リズムの型を攻略しよう!
「聴音」でスラスラ書けるようになるには、「リズム」と「音程」が理解できている必要があります。
今日はまず「リズム」から。
「リズム」に型があることをご存じでしょうか?
聴音が出来る人は、音符ごとではなく、実は音符が複数連なった型の把握をしています。
これは英語に置き換えると、アルファベットではなく、単語で把握をしている、そんな感じです。
例えばよくお目にかかるこのリズム。
第一印象はどうですか?
「・・・ちょっとだめ」思ってしまった場合は、まずその負のイメージを取り払うのが、攻略の第一歩です。
このリズム自体はただの音符、何の意味も持たせなくてよいです。
「こういう型だ」と思い、単語を暗記するように体に入れてください。
やってはならないことは、音符ごとに分割して捉えること。
理解する時には分割して考えることも必要ですが、聴音の時にこれをやると時間のロスです。
楽譜上には、このようなリズムの型がたくさん見つかります。
聴音の初心者は、まずこのリズムの型を自分のものにすることからはじめます。
1つ、また1つと、自分が捉えられる型が増えていくと、ようやく音を聞く余裕が生まれます。
◎ソルフェージュ教室・ラソラ◎
千葉県柏市で音大受験準備レッスンをしています。