ハンガリーの恩師から、最後の課題をもらいました

ハンガリーで一番お世話になった恩師が亡くなりました。
同門のアーギ先輩に連絡をとると、追悼式のお知らせを送ってくれました。96歳。大往生です。

追悼式のカードの中に故人を偲ぶ言葉が書いてありましたが、その中にラテン語が含まれていました。

„Non numero horas nisi serenas! ”

本来は日時計に刻まれる文字で、直接の意味は「晴れている時だけ時を刻む」らしいのですが、そこから転じて「人生の明るく、楽しいことに目を向けよう」という意味を持つようです。

「この意味がわかるかな?」といつもの笑顔で問われているみたい。先生は最後まで私に課題を出すなぁ!
寂しいのですが、少し嬉しくなりました。

◎ソルフェージュ教室・ラソラ◎
千葉県柏市で音大受験準備レッスンをしています。