耳のメンテナンス

私のウィークポイントのひとつ、耳の調子が悪くなってしまいました。
今回は洗濯機が回っているように、「ぐわんぐわん」と音がする症状です。
以前も書きましたが、耳の症状に気づいたら、どんなに忙しくても日を空けず、すぐお医者さんに行くのが鉄則です。悪い症状が定着してしまうこともあるから。

同時期に爪から甘皮が消えて「ささくれ」だらけに、数日後に右の背中だけ妙に痛くなり、右胸のあたりまでジンジンと。「帯状疱疹」でした。
ちょっと忙しかったのと、それに伴う免疫力低下が原因。まだ完全復活とはいかず、痛みとお付き合い中です。

耳は治療開始が早かったので、4日後には元どおりになりました。でもせっかくなので耳のことを図書館で調べました。

(読み漁った後の記憶なので、出典が全て書けなくてすみません。興味のある方はご自身でも調べてくださいね。)

驚くなかれ。ロックだけかと思ったら、クラシック音楽を勉強する人でも耳を酷使しているのだとか!
例えば、中くらいの音量のピアノは92〜95db、バイオリンは84〜103dbの音量があり、ソプラノ歌手は105~110db、場合によってそれ以上の音量を出している人もいるという調査もあるとのこと。

そんな風に練習中の音量が94db前後だと考えて、その許容時間はなんと1時間!
(アメリカ国立労働安全研究所,1998)

もちろん、我々常に最大音量で弾き続けているわけではないので、もう少し許容時間は伸びるでしょうけれど、さらえばさらうほど耳を酷使しているわけです。

そこでどうしたらよいかですが、当たり前のように書いてありました。人によって耐性は異なるので一概には言えないと断りつつ、「異変を感じたら耳を休ませる時間をとる」だそうです。

内耳の聴覚機能は、浴びた音の量が多すぎなければ1日休むことで回復するのだとか。この浴びた量が多すぎなければという条件が大事。練習以外で大きな音を聞くことは避けた方が良さそうです。具体的にはイヤホンやヘッドホンです。

また、映画館やコンサート会場など大きな音を聞く場所に行く時は、耳栓をしたりして耳を守りましょう、と。目を守るのにサングラスをする人がいるのだから、それと同じことですね。

あとは、バランスのよい食事、良質の睡眠、さらされる音量をコントロールする(効率のよい練習もそのうちのひとつ)、などなど。

音楽を続けるのに、体のゆがみを気にしたり、喉や歯など定期的にメンテナンスしている人は多いでしょうが、耳のメンテナンスも重要だなと、身にしみて感じています。

<参考図書>
ジェラルド・クリックスタイン著,『成功する音楽家の新習慣』,2018,ヤマハミュージックメディア

◎ソルフェージュ教室・ラソラ◎
千葉県柏市で音大受験準備レッスンをしています。