コダーイ・セミナー

桜が開花したばかりの上野まで、セミナーを聴きにいってきました。
前半の合唱の模擬授業は「移動ド」で行われました。読み替えが多い難易度の高めの作品も含まれていましたが、音楽科に通う高校生たちが爽やかに歌ってくれて気持ちよかったです。

講師のノーラ先生曰く「移動ドに読み替えるとその音の持つ役割がわかる」そうです。
特に分析をする時に力を発揮します。

先日のセミナーでも感じましたが、「移動ド」の話をすると、多くの方にアレルギーがあることがとてもよくわかります。
私自身もアレルギーがあった一人です。「ド」って言いながら違う高さの音を歌うのが気持ち悪くて…

ご存知のように、ハンガリーでは「移動ド」読みが基本です。
どんな譜面でも、「移動ド」読みをするには、譜読みの一番最初から調性を考えないといけないので、とても頭を使います。常に調を意識させられますし、優秀な教師が上手に発展させると、和音や主題まで意識する癖を付けることもできます。

歌においては更に良い効果があり、「移動ド」で読むことで音程感覚が抜群によくなります。この辺は合唱の世界ではよく知られた話だと思います。

最近「移動ド」読みの分量が少なかったかもしれないと反省しました。
まずは自分の譜読みから変えようと思い、久々に移動ドで読んでみました。調の切り替わりがくっきりしてきて、テーマがかえってくる部分もはっきりわかりました。一方暗譜は固定ドの頭で進めます。両方できる人になるのが理想的だと思います。

◎ソルフェージュ教室・ラソラ◎
千葉県柏市で音大受験準備レッスンをしています。