私が習っているリコーダーの発表会が終わりました。

演奏したのは、何度かブログにも出てきましたフレスコバルディの「カンツォーナ」です。
はじめてプロのチェンバロの方に合わせてもらいました。大変なことも多かったですがすごく楽しい時間でした!

山ほど問題がある中、何が大変だったかあえてひとつ上げると、チェンバロのアルペジオに翻弄されたこと。もちろんバスは聴こえているのですが、あとは「じゃらら〜〜ん・じゃらら〜〜ん」としか聴こえないのです。出たり切ったりするタイミングがわからない私に、師匠は、「アルペジオの最後の音まで聴いてください」と言いました。そしてチェンバロの先生は「シェイプを感じてください」と言いました。

シェイプ?!

音楽のレッスンではじめて耳にする言葉でした。形とか姿とかそういう意味ですよね。アルペジオの形状を感じろってことかな。頭の中で考えをめぐらせている間に自分の持ち時間は終わってしまいました。

師匠はリハ終わりに「今日録音とってますよね?あとで家で聴いてみてください」とおっしゃいました。

そこから本番までは、リハの録音との格闘でした。
チェンバロの先生は3回やったら3回とも違うアルペジオを弾いていました。(本番でも違った)だから音で覚えることは出来ず、「形」や「空気」を感じて自分も出るしかありませんでした。数日やってなんとか形が掴めてきた頃に、この即興性が古楽の醍醐味なのかも?と思いました。やっとその扉に手をかけたという感覚です。

正直に書くと、リハと本番直前の短い通しの2回だけで「シェイプ」は理解できていないと思います。もっと色々上手い人の演奏を聞かなくちゃいけないし、経験も積まないと。
そういう意味で、しっかりと先へ続く体験になりました。

ところで、初期バロックの大物のひとりフレスコバルディは、イタリアの鍵盤奏者で、バチカンのオルガニストでした。ということで、今日の写真はバチカンのサン・ピエトロ大聖堂にしてみました。

◎ソルフェージュ教室・ラソラ◎

千葉県柏市で音大受験準備レッスンをしています。