5線の中にとどまらない音域の広い旋律聴音だと、音の高さがわからなくなることがあります。全く違う音を書いてしまうこともありますが、1オクターブ間違って書いてしまうことも多く、「半分は合っているのに…」と悔しく思った人も多いのではないでしょうか?

耳が慣れるに従ってそういう間違いは減っていきますが、出来るようになるには少し時間が必要です。

全く違う音を書いてしまう場合は、まだ耳が音を聞けるように開いていないということです。5線の音域内でも跳躍のある旋律聴音をもう少し続けて、音を瞬間的に拾う作業に耳を慣れさていきます。

1オクターブ間違えて書いてしまう場合は、あと一歩で正解というところまで来ています。聞いて書いて終わりではなく、最後に書き取った楽譜を自分で弾いてみるとよいです。はっきりと間違いに気づけますし、次からは「高さまで聞こう!」と意識できるようになります。

こうして高い音、低い音と聞こえてくると、多声の聴音へ進めるようになります。

私たちは生活の中で、無意識で聞かないようにしている音がたくさんあるんだそうです。その閉じられた回路の必要な分だけを開く作業というのは、なかなかオモシロイと思います。

◎ソルフェージュ教室・ラソラ◎

千葉県柏市で音大受験準備レッスンをしています。