秋です。芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋などといいますが、何といっても食欲の秋です。都会にいると一年中何でもあってあまり旬が感じられませんが、ハンガリーに居た頃は、秋というと「キノコ」でした。

ヨーロッパの人たちは好んで色んなキノコを食べます。シンプルに炒めたり、刻んでスープやポタージュにしたり、付け合わせのご飯に混ざっている時もあったし、丸ごとフライも…私も大家さんのおうちの土曜ランチで、色々とご馳走になりました。

この時期「キノコ狩り」のシーズンでもあります。ハンガリーには、安全にキノコが楽しめるように、採ってきたきたキノコを市場に持っていくとキノコ博士が判定してくれる、という有難いシステムがありました。それでも毎年「毒キノコを食べて死んじゃった」というニュースが流れていました。必ず「どこどこ広場でキノコ検査をしていますので、そこへ持っていってみてもらいましょう」とアナウンサーが言っていました。日本でも「水仙の茎とにらを間違えて」という話をよく聞きますが、キノコは種類が多いから素人判定が難しそうですね。

「キノコ」についてもうひとつ、ハンガリー語のキノコという単語が衝撃的な発音なのです。「gomba ゴンバ」といいます。最初聞いた時はびっくりしました。なんだか強く勇ましい感じでキノコじゃないみたい!

よく、音楽は自然とつながっているといいます。季節や旬を感じるのはとても大事なこと。美味しい秋、ひとつずつ見つけていきたいです。サツマイモ、栗、柿…あらま、太りそうです!