小さい人たちに変化記号を教える時、何度やっても覚えてくれないことがあり、「読めない」の始まりになってしまうので困ります。

私はピアノの子を教えることが多いので、ピアノでの例になりますが、子どもたちは「F♯であれば、Fの隣の音を弾く」というのはわかっています。ただし左右どちらの音を弾くかで途端に迷いだします。これが曲の中に出てくるのであれば耳も手伝って覚えられますが、ソルフェージュ教師としては整理したい気持ちがむくむく湧いてくるわけです。

そこでゲームを考えてみました。題して「指差し競争」です。

やり方は「シャープと言ったら右側を指差し、フラットと言ったら左側を指差す」です。旗揚げ競争のように、スピード感をもってやってみたら面白いゲームになり、十分に遊んでから鍵盤に向かうと迷う率は低くなりました!

段階を踏むことも大事にしていて、遊びのあとの本編、最初はシャープの問題しか出しません。「ファのシャープはど〜こだ?」「ドのシャープはどこ?」この時使う手はゲームで指差しをていた右手のみに限定します。(ミとシのシャープは答えが白鍵になるのが混乱するので、すこし後で教えます。)

次の回はフラットだけの問題にして、こちらも左手のみで答えを弾きます。最後に混ぜて問題をだしますが、『シャープの時は答えを弾く手も右手、フラットの時は左手』と指差した指と半音ずれる方向を関連づけて…といった感じです。

◎ソルフェージュ教室・ラソラ◎

千葉県柏市で音大受験準備レッスンをしています。