以前、高校の吹奏楽部に指導に行っている打楽器奏者の方に聞いた話ですが、吹部所属の高校生でも「音楽に合わせて歩けない子」がいるそうです。リズムが叩けないという話ではなく「拍」の話です。

どういうことだろう?拍を感じられないということなのか?感じていても合わせられないのか?その話を聞いてからは拍について考えるようになりました。

ソルフェージュではカウントしながら歌ったり、リズムを打ったりします。よりはっきりさせるために「歩く」こともしますが、拍を教えるのはそれくらいで、特別なことはしてきませんでした。

ただ、今書いたのは自分で拍を作る練習です。鳴っている音楽に自分がのっていく為にはまた別の感覚が必要です。たとえば連弾をする時に相手とテンポが合わせられるかを考えてみると、「聞く」習慣がついていない小さい人たちには難しいことです。それは「聞く」だけでなく、相手に合わせる運動機能のようなものが必要だから?この辺りは深く考えたことがありませんでした。

子どもの運動機能の低下については、何年も前から問題視されていて、外遊びの減少が理由として上がっています。中学の吹奏楽部の顧問をしている方と話をした時には、やはり同じような問題が生徒にあると言っていて「音楽にも運動機能低下が関係しているような気がする。」という意見でした。

子どもたちが変わってきているのであれば、教える側もアプローチを変えなくてはなりませんね。割と難しい問題かもしれません。

◎ソルフェージュ教室・ラソラ◎

千葉県柏市で音大受験準備レッスンをしています。