リズムカードをつかって(1)

読譜の初期段階でしっかり学びたいリズムについてです。

私は桐朋の音教で使っているリズムカードを愛用しています。

(最近行ってないのですが、以前は学内売店で音教生以外でも購入可能でした。)

このリズムカードはすべて同じサイズで、二拍のリズムカードです。裏には擬人化された音符の絵が描かれており、就学前の小さい人たちとも楽しく学べます。

四分音符は「ター」、八分音符は「ティティ」、四分休符は「スン」という呼び名があり、まずは手を叩きながらリズムの名前を読みます。

(ちなみにこのリズムの呼び名はハンガリー語から来ていて、羽仁先生由来だと聞いています。)

例えば下のリズムはこう読みます。

「ターター・ティティター」

「ティティターはどのカードかな?」とたくさん並べた中からカードを見つける遊びをしたり、今弾いているピアノの本を使って「ここにもティティターが隠れているよ、どこにいるかな?」と探すゲームをしたり、もちろん叩いたり、読んだり、色んな使い方ができます。

裏の絵を使ってファンタジーを膨らませるのも、幼児教育ならではです。
「ターさんはどんなご飯を食べるのかな?」なんて話で盛り上がったり、楽しみながら基本のリズムを刷り込めるので、このカードは手放せません!

◎ソルフェージュ教室・ラソラ◎

千葉県柏市で音大受験準備レッスンをしています。